成瀬ヒロのおしゃれのススメ

成瀬ヒロのおしゃれのススメ



*** VOL.11 ***


 皆さま、こんにちは。あっという間の11月。お店に行くとお節や年賀葉書の広告を目にするようになり、日の短さにさらに気忙しい日々を送っていますが、こんな時こそ、深呼吸や自分の時間をしっかり持たなくては!と言い聞かせております。

 今月はちょっと角度を変えた目線からおしゃれのご提案を♪ 先日のことになりますが、半年ぶりの大好きなミュージカルをやっとリアルで観劇することができました。3月、4月とチケットはとっておりましたが、相次ぐ中止のお知らせで、リアルでの観劇はいつになるのか、、、と、気をもんでおりました。が、ようやく動きだしたんだなと実感し感動でウルウル。歌やダンスに音楽、照明に音響と沢山の方達の想いと働いていらっしゃる方がいて一つの作品を作りあげて、劇場が開場となるわけです。

 今回、私が観劇したのはあの有名な「ローマの休日」のミュージカル版。映画は1953年に上映され、オードリー・ヘプバーンが女優としてブレイクした作品。ジェラートを食べるシーンや、グレゴリー・ペックとスクーターに乗ってローマの街を走り抜けるシーンは今でも斬新で皆さんもすぐにその情景が思い出せるくらいだと思います。その時のオードリーの衣装や髪型も素敵でしたよね。そう、あれから67年の時が経てもあのファッションは新しい。おしゃれに流行りがあっても、実は素敵なデザインやコーディネートには常に新しさを感じるんです。だからと言って、あの細いフレアスカートを取り入れましょうと言っているのではなく、スカーフの巻き方や選び方や取り入れ方。そして『おしゃれを楽しむ』という気持ちが大切です。

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私は習い事の時にも、差し色をツイリーで。
ツイリーが短めをえらんだのは、書のお稽古に邪魔にならないように。


 「歳だから、こんな色は着れないわ」「歳だからおしゃれは恥かしい」なんて声をお聞きすることはお客様とのやり取りで実際にありますが、いつも私がお応えする言葉は『人生もったいない!おしゃれで人生楽しみましょう!!』です。まずはリーディンググラスでもいいんです。縁の色やデザインが面白い物とかに挑戦してみるのも、きっかけとしては挑戦のハードルが下がるかもしれないですね。

 このコーナーで何度も書かせていただいてますが、洋服で明るい色や柄物が苦手、、、という方だったらスカーフで色や柄を取り入れたり、靴やバックで差し色を取り入れたり。ローマの休日のヘップバーンの衣装では、あのスカーフの巻き方や大きさでアクセントとアクティブさが表現されてストーリーに華を添えてくれています。仮にスカーフが長かったら、逆にスカートが短かったかも、、、なんて想像してみると面白いですね。おしゃれの楽しみ方や参考になるコーディネートは映画やドラマからも学べます。時が経った作品も色あせることなく参考になりますのでオススメです。

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(左)ベレー帽にはこんな感じに
(右)私のコレクションの一部です。アンティークの物もありますが、
やはりデザインはいつ見ても新しさを感じます。


 私自身、最近知らない方にもよく褒められるのはベレー帽にブローチ。そこから「あら素敵ね〜」「どこで買ったの?」「他にはどんな物を持っているの?」なんて会話も弾んで♪ この間は、長蛇のタクシー待ちの時間が楽しいおしゃれ談義の時間になりました。ちょっとプチ自慢になりますが(笑)、よく素敵なマダムに話かけられるんです♪ ふふふっ。私は単純なので人生得した気分になってます。
 何事もちょっとした事で目線や気持ちが変わります。おしゃれも同じ! 自分自身のご機嫌になるための魔法です。是非、是非、貴方だけのちょっとしたおしゃれを秋も楽しんでいただけましたら幸いです。インスタグラムでは私の最新ポップアップ情報もですが小物の使い方もアップしております。お陰様で2021年1月、2月は都内で「おしゃれ講座」も開催が決定いたしました。気負わない楽しいおしゃれをご提案しますので、お気軽にご参加くださいませ。

 今月も最後までお読みくださりありがとうございました。こちらで皆様にお会いできますのも今回と12月で最後になります。来月もお会いできますこと、そして11月も皆様にとって素敵な一ヶ月になりますようにお祈りして。「成瀬ヒロのおしゃれのススメ」今月もお試しあれ!


★成瀬ヒロのインスタグラムはこちらを検索→ hironaruse.corsage

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 ■  P R O F I L E  ■ 

naruse_pro.jpgファッションキュレーター・
日本で唯一コサージュスタイリングの専門家
成瀬 ヒロ(なるせ ひろ)

フラワーアレンジメントの技術を応用し、「身に着ける人の魅力を引き出す魔法のアイテム」をコンセプトに、2012年、自身のブランド「SPICE 」を立ち上げる。他にはないシックでビターなデザインと色合わせ、さらに型崩れしにくい実用性の高さが感性の鋭い女性たちの目に留まり人気に。現在はファッションスタイリングセミナーを開催、俳優とのコラボブランドやアーテイストの舞台衣装をプロデュース等、活躍の幅を拡げている。

更新日:2020年11月4日(水)

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