料理

VOL.02 鱈入りれんこんのすり流し

 

● VOL.02 ● 鱈入りれんこんのすり流し


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 ウイルス性の感染症が流行る季節。 対抗するには体の力をつけるのが1番です。 毎日の食事に、免疫力アップに効果的な食材を取り入れ、ウィルスを撃退しましょう! 今回ご紹介するのは、レンコンのすり流し。 レンコンは咳、喉、鼻の炎症を和らげたり、肺にも良い効果があります。 レンコンのとろみと生姜で体を温め、鱈、豆腐を入れて、おいしさと栄養バランスをアップしました。 汁物として飲むなら、鱈は1切れでも大丈夫。 2切れ入れると、そのままメイン料理になります。 鱈の皮の取り除き方、知っていると便利なのでレシピの中でご紹介しますね。

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【材料】
(2人分)
鱈 .......................................... 2切れ(150〜200g)
塩 .......................................... 2つまみ
しょうが................................. 1/2かけ(すりおろし)
ごま油.................................... 小さじ1
片栗粉.................................... 小さじ1
れんこん................................. 100g
豆腐....................................... 100g
出汁....................................... 400ml
塩.......................................... 小さじ1/2
醤油....................................... 少々
ごま油.................................... 少々
長ねぎ.................................... 少々(うす切り)


■ 作り方 ■

1. 鱈の皮を取り除く。鱈は皮を下にして置き、皮と身の間に包丁をいれる。左手で皮をしっかり押さえ、包丁の刃を下に向けて手前に引いていくと皮がきれいにはがせる。

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2.1切れを4等分し、塩、すりおろししょうが、ごま油、片栗粉をからめる。
3.れんこんの皮をむき、すりおろす。
4.豆腐は4等分する。

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5. 出汁を鍋に入れ火にかける。塩小さじ1/2を加える。沸騰したられんこん、鱈を加える。

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6. 再びフツフツしてから約2分、とろみがついてきたら味見をして醤油を少々加える。豆腐を入れて火を止め、余熱で火を通す。

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7. 器に盛り、長ねぎの薄切りをあしらう。お好みでごま油少々をたらす。

 ■■  P R O F I L E  ■■

kokoro_pro.jpg自宅料理教室「チアフルキッチン」主宰
にんべん だしアンバサダー
柏木京子(かしわぎ きょうこ)

出産時に生死の境をさまよった経験から「食の大切さ」を実感、自宅などで料理教室を始める。夫がアメリカ西海岸に転勤になった2011年からSkypeによるオンライン料理教室を開始。帰国後は「いまさら聞けない料理の基礎」など主婦の悩みに応えるテーマのレッスンを次々企画、人気を博す。オンライン教室はのべ1,000人以上が参加。自宅での料理教室もリピーターが多い。

更新日:2020年2月5日(水)